諫山創原作「進撃の巨人」の名シーンや名セリフまとめ

| 掲載日 Oct 28, 2022| 3 分間の閲覧
2009年より連載が始まり、世界中で絶大な人気を誇った「進撃の巨人」、原作を知らない方や古参ファンの方、ぜひ見て欲しい心を動かすような名シーンや名セリフをまとめてご紹介します。

漫画やアニメに詳しくない方でも、「進撃の巨人」というタイトルを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。世界中で大ヒットし、漫画の累計発行部数が1億をも超える名作中の名作。アニメのほうもついに2023年にファイナルシーズンを迎えようとしているわけですが、数え切れないほどの名シーンやセリフに感銘を受けた方も少なくないことでしょう。本記事ではこれから作品をご覧になる方のために筆者が厳選した名シーンの数々をご紹介していきたいと思います。既にご存知の方もアニメ放送前のおさらいの気持ちでチェックしてみましょう。

「進撃の巨人」について

まずは作品の基本情報からですが、原作漫画のほうは『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月9日発売の10月号(創刊号)から連載を開始し、2021年の5月号を持って完結しました。コミックス全34巻の累計発行部数は1億を突破。海外でも各国で出版されており、大人気を誇りました。

2013年4月から9月までMBSほかにてアニメ第1期が放送され、現在はシーズン4までで、完結編は来年に予定されています。

「進撃の巨人」のストーリー

「進撃の巨人」で最も有名なのが、「人間と巨人の戦い」というストーリーでしょう。圧倒的な力を持つ巨人たちに次々と食べられていく人間たちの姿、特に作品の冒頭で主人公の母親を食べてしまう展開は、多くの読者へ衝撃を与えました。

しかしそんな巨人にまつわる謎は何も解明されておらず、人類は巨人から身を守るために巨大な3つの壁を作りました。しかしある日、その壁の1つが体長50mを超える“超大型巨人”と強固な身体を持つ“鎧の巨人”によって破壊されてしまいます。

主人公のエレン・イェーガーは母親の敵を討つために巨人と戦う調査兵団に入団します。数々の挑戦を乗り越えて、巨人と対決する結末は果たしてどうなるのか、原作を読んでいない方なら気になるところですね。

「進撃の巨人」の名シーンその1

「なんの成果も得られませんでした。」(1巻)

こちらは一見物語と何も関係のないセリフに見えますが、実は作品において大きな意味をなしています。壁外調査から調査兵団が帰還した際に、調査兵団の1人であったブラウンの母親がブラウンの姿がないことでブラウンが戦死したことを知ります。

ブラウンの母親はキース・シャーディス団長に「役に立ったのですよね?息子の死は!人類の反撃の糧になったのですよね!?」と聞きます。その問いにブラウン兵長は「何の成果も得られませんでした!!」と絶叫します。

巨人の強さと人間の弱さを思い知らされる絶望のセリフですね。

「進撃の巨人」の名シーンその2

「駆逐してやる!!この世から……1匹……残らず!!」(1巻)

巨人といえばこれでしょう。と多くの方は言いたいところかと思いますか、やはりエレンが調査兵団に入団したきっかけとなったこのセリフはなんといっても外せません!

壁によって人類が巨人の驚異から逃れて100年以上。人間はすっかり恐怖を忘れ、平和に日々を過ごしていました。そして突如現れた巨人によって、エレンとヒロインのミカサの運命は翻弄されました。エレンを象徴していると言っても過言ではないほどの名シーンですね。

「進撃の巨人」の名シーンその3

「この世界は残酷だ そしてとても美しい。」(2巻)

こちらはトロスト区襲撃を受けた時、エレンの死を知って立体起動装置のガスも切れ、絶望のさなかで放った言葉でした。

ミカサの生き方や独自の哲学が垣間見えるようなセリフでした。この後作中に何度も登場するほどのメッセージ性を持つ大事なシーンでもあります。

「進撃の巨人」の名シーンその4

「約束しよう 俺は必ず!! 巨人を絶滅させる!!」(3巻特別編)

こちらは本編ではなく3巻の特別篇に登場する兵士長リヴァイ・アッカーマンのセリフです。超大型巨人出現から5年後、壁外調査に赴くリヴァイを描くストーリーで、度重なる壁外調査で次々と兵士たちが巨人に捕食されていました。とある兵士も食われて瀕死となっていましたが、最後の力を振り絞り剣を振るった瞬間、リヴァイが現れ巨人を討伐します。リヴァイは潔癖症で知られているが躊躇なくその兵士の手を握り、このセリフを言い放ったのです。死んでいく仲間との大切な約束、涙を誘いますね。

「進撃の巨人」の名シーンその5

調査兵団のスローガン「心臓を捧げよ!」

作中の所々で登場しているのでどこかで聞いたことがある方も少なくないかと思いますが、これは調査兵団が決意表明をするためのセリフであって、巨人と戦うならこの命を捧げる覚悟で挑むというとても重さのあるシーンです。中途半端な気持ちでは絶対に成し遂げないほど困難な戦い。それを乗り越えるためにはどれほどの血と涙の積み重ねが必要なのか、これこそが「進撃の巨人」が伝えようとしていることなのかもしれませんね。

まとめ

「進撃の巨人」の作中に登場する名シーンやセリフをネタバレしない程度に5つほどご紹介してきましたが、少しは原作の魅力を感じ取っていただけたのではないでしょうか。少しでもご興味が湧いたようでしたら、ぜひ完結編の放送が始まる前に予習でもしてみてください。

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